タンニン
タンニンは口に入れると強い渋味を感じます。これはタンニンが舌や口腔粘膜のタンパク質と結合して変性させることによると言われています。
このようなタンニンによる粘膜の変性作用のことを「収れん作用」と呼びます。
渋味は厳密には味覚の一種というよりも、このタンパク変性によって生じる痛みや触覚に近い感覚だと言われていて、このため渋味のことを収れん味と呼ぶこともあります。
タンニンの収れん作用は粘膜からの分泌を抑える働きがあるので、内服することによって止瀉作用や整腸作用があらわれます。このためタンニンを含む植物には薬用植物として用いられるものが多のです。
お茶が老化防止と成人病の予防に効果のあることが判明しました。お茶のタンニン(カテキン)は老化の原因となる過酸化脂質の生育を抑える抗酸化作用が、ビタミンEより20倍も強いことが判明しています。
お茶のタンニンには脂肪の吸収を抑制する働きがあります。また、お茶に含まれるサポニンにも同様の働きがあるといわれています。タンニンとサポニンの作用によって肥満やメタボリックシンドロームの予防が期待できます。
また、お茶のカフェインは利尿作用もあ り、タンニンには腸内調整作用もあるので便通効果も期待できます。